被告は日常生活全般に原告に接しており、原告に疾病的に全身に不快症状を生じる異変（以降は疾病的異変という）があることは、罹患した当初から知っている。2012年7月10日、同年8月25日に撮影の原告の写真には、すでに相当な異変が発症している。（甲１号証、甲2号証A、B、C）

モルゲロン病になると身体中に虫が動く感覚や激しい痒み、刺すような痛みに四六時中苦しむが、原告は後頭部と背中上部と両瞼で特に激しい。刺激を加えて紛らわそうとする反復行為により、原告は両眼を失明した。失明の時期は2015年以降であるが正確な時期は特定できない。

2020年1月28日札幌報恩学園相談室で、総合施設長（当時）浜田悟、園長富田栄子、ルピナス係長（当時）大久保晃子、学園看護師尾崎真奈美、学園支援課長（当時）竹村義文の5人は、原告に疾病的異変があることを認めた。しかし5人は、常習的な反復行為は、疾病的異変とは無関係で原告の精神症状による自傷であるとの主張を貫き、精神薬の減薬要請も、皮膚科への受診要請も、頑なに拒否した。
疾病的異変に対処するために私が差し入れるサプリメントを原告にのませるようにとの私の要請も拒否した。下記はその時の会話である。
施設長「あなた（自身）は医師からモルゲロン病と診断されたのですか？（あなたが勝手にモルゲロン病だと言っているだけでしょ）」
ルピナス係長「（常習的な反復行為は）痒くて仕方がないからだと（あなたは言うが）、本人でないのにどうして（そんなこと）わかるのですか？」
施設長「（サプリメントを原告に）のませるのはうちの職員ですから」
ルピナス係長「（サプリメントは原告を引き取って）家庭で（自分自身で）のませて下さい」
ルピナス係長「（原告を）自分（自身）で病院（皮膚科）に連れて行って下さい」
園長「（医師の判断で処方されている）クスリ（を）減らしたらうちでは（原告を）預かれません」
園長「川崎先生を（主治医から）辞めさせたら、うちでは（原告を）預かれません」
支援課長「（川崎先生に見せるので）それ (キトサン) 写真（を）撮っておきます（パチリ）」
施設長「（サプリメントは）のんでいるクスリと互いに影響し合うかも知れないので、川崎先生の意見を聞くまでちょっと待って下さい」
私は説得を続けて、ともかく、サプリメントを被告に預けた。その13日後の2月10日には支援課長から全部を返戻されたが、私は説得を続けてごり押しでのませてもらい、2020年７月13日にはキトサン、メラトニンの2種類限定であるが普通にのませてもらえるようになった。MMS（ミラクル・ミネラル・ソリューション）は私が直接のませる場合でも、札幌報恩学園内では禁止されたが、説得を続けて、2020年7月13日には私が直接のませる場合には問題にされなくなった。

モルゲロン病は治療法がなく病名がつかないことを私は知っているが、被告はモルゲロン病を知らないと言うのだから、そうであればなおさらのこと、被告は原告を皮膚科に受診させる義務があるのに、2020年11月13日市立札幌病院に受診させるまで、皮膚科に受診させなかった。
その後も、被告は私からの精神薬の減薬要請を頑なに拒否し続けたが、しかしMMSの効果で原告の反復行為が大幅に減少したことから、反復行為を原告の精神症状による自傷だとする従来の主張が成り立たなくなり、2021年3月19日に被告は精神薬を段階的に減薬して行くことを了承した。
しかし原告が失明したこと、疾病的異変に罹患したこと、苦しんでいること、についての謝罪の意は表明していない。

被告は、原告の疾病的異変には治療法がないことを2014年に知っていた。と言うのは、2014年札幌報恩学園相談室で私が (自身の)モルゲロン病を治す方法を知っていると言うのに対して、総合施設長浜田悟は「ほっほぉー、（治し方あるんですか？）知りたいものですねー、教えて下さいねー、あっはっはっはっはっ」と傍らにいた当時のルピナス係長と共に面白がって信じなかった。その時、原告もモルゲロン病で苦しんでいたわけである。
2020年11月13日まで皮膚科に受診させなかったことは、原告の疾病的異変には治療法も病名もないことを被告が知っていた証拠である。
原告の疾病的異変がモルゲロン病であると、私は気づかなかったが被告はそれが私のものと同じであることを知っていたわけである。私は早く気づいて原告にMMSをもっと早くから摂取させていたら、原告の味わっている苦しみを大きく軽減できたであろうことを思うと悔やまれてならない。

2010年10月、私は寝込むようになってATMまでさえも行けなくなり原告の施設利用負担金を被告に送金できなくなり（甲9号証）、2011年1月に、札幌報恩会浜田睦から、脅迫の電話を受けた。
「（原告の施設利用負担金が）まだ入金されていない。施設長（浜田悟）が立て替えている。早く入金して下さい」
「もう少し待って」と言う私に、浜田睦は「娘さん、他の子らと同じようには扱えなくなるかも知れない」と言った。
定額自動振込に切替えても、その後、原告の身体に殴り跡のない時はなかった。
電気痙攣ショックの電極跡が原告のこめかみにできた。
原告の様相の変化があまりに激しく、かつての面影はなくなり、2012年8月30日、厚別警察署に助けを求めて相談に行った。

疾病的異変があるのは、原告の苦しむ姿からも、皮膚症状の様相からも、誰の目にも明らかになっていても、被告はその皮膚症状を、原告の精神症状による自傷の結果であると主張し続けたのは、原告はそのうちに疾病的異変により死ぬかも知れない、死ぬだろうと認識していたからであり、被告には確固とした未必の殺意があったことを裏付ける。
原告にモルゲロン病に罹患する施術をしたのは、市内の医療機関であるが、犯行は、当初から被告の共謀の上に成り立っていた。
札幌市静療院に、私が原告の精神薬の減薬要請に通っていた頃の2009年6月16日、札幌市静療院は一旦受理した原告のカルテ開示申出書を正当な理由がないのに受理を撤回し私に返戻した（甲4号証）。私から、申出書不受理に対する苦情を受けた札幌市オンブズマンの2009年8月14日付調査結果通知書の中で、札幌市病院局は不受理の理由を、私が生活保護を受給しているからだと言っており（甲5号証）、全く法的根拠のないいい加減で恣意的な不受理であったことは明らか。しかし札幌市オンブズマンや札幌市障害福祉課は何の力にもなろうとしなかった。あらたな開示申出に必要となった成年後見人審判の手続きを札幌家庭裁判所で受け、法務局からの成年後見人審判通知書、2009年9月10日付（甲7号証）を待っていた2009年9月4日に、私は市内の医療機関でモルゲロン病に罹患する施術をされる犯行被害に遇った。申出書不受理から犯行被害まで2カ月余り。成年後見人審判通知書を2009年9月11日に受取ったが、モルゲロン病が発症してカルテ開示どころではなくなった。この一連の流れを見ると、札幌市保健福祉部執行部が犯行を主導したことは確固として裏付けられる。もっとも、モルゲロン病病原体を手配準備し市民に罹患させるような高度な犯行を、市内の医療機関が単独で行える筈もない。

私は2012年8月30日札幌市厚別警察署へ行き、原告の身体中にある多数の殴り跡について被害の窮状を訴えた。そしてそれから2か月足らずの間に、札幌市静療院の原告の主治医、河合健彦を除き、診療部長黒川新二他4人の医師が突然に翌年3月末に辞職すると報道された。2013年1月26日には札幌市渡部副市長が上田市長に辞表を提出した。渡部は辞任の理由を言わなかった。市長も市議も市職員も誰ひとり、辞任の理由に深く言及することはなかった。渡部が辞任したのは私が厚別警察署へ被害届を出したことを機に、原告への犯行事実が札幌市静療院内部で表面化したからである。札幌市保健福祉部執行部は、渡部らの辞任をもって、そして原告の死をもって、犯行の事実を、何も無かったこととして、永久に葬りたいのである。そのために、ともかく原告には早く死んで貰わなければ困るのだ。皮膚科を受診したり、精神薬を減らしたり、サプリメントやMMSをのんだりされて大変に困っているのだ。



モルゲロン病は「morgellons disease」と英文字でネット検索すると多くの情報が得られる。
文中、モルゲロン病はMMSだけで治るような印象を与えるが、MMSだけでは治らないことを付言する。
証拠写真はマイクロSDで提出する。各写真を右クリック→「プロパティ」をクリック→「詳細」をクリックすると撮影日時が表示される。